大腸小腸絶不調

生活は下手クソですが、得意気に生きるのは得意です。

【ネタバレ無】シンエヴァ見る前にシンエヴァ考察を漁るムーヴ

どうもこんばんは。いっぽです。

 

まさか自分のブログのタイトルに【ネタバレ無】なんて入れること無いと思ってたんですが、今回は主に「まだシンエヴァを見ていない人向け」の文章を書くつもりなので、入れといた方がいいしょ。

 

シンエヴァ見ました?公開前からネタバレだなんだってものすごい騒ぎになってて凄かった。本当に楽しみにしてる人は映画観るまでツイッター開かないとか言ってましたね。正しい判断だと思います。

内容がアレなだけに、みんなどこかでシンエヴァについての話を非常にしたがってましたね。伏字でツイートできるサービスだったり、友人と見に行くだったり、考察記事漁ってからもう一度観に行ったり、作品に対しての取り組み方がいろいろあって面白いなと思って眺めてました。

内容には触れませんが、考察も色んな角度から深くまで切り込んでいるものがあって面白いです。鑑賞→考察・答え合わせ→再確認という流れが、積極的に考察をするような楽しみ方では主流なのかな、なんて思いました。

 

ちなみに。

自分はまだ、シンエヴァを見ていません

 

 

~~~

 

「本編見てないのに考察を読んだ……??」と思われた方、思考に隙が生まれましたね。自分語りをします。

 

漫画・アニメに対する受け手の行動として、考察ってあるじゃないですか。

アレ、自分はすごく苦手なんですよ。

コンテンツに対して色んな要素を拾って考察をするって楽しみ方、自分の目に入る範囲ですごく増えたなと感じたのは「けものフレンズ」からでした。最新話が来るたびに「○○では○○だったのに、○○では~~」「○○が○○なのは人類がもう~~」「○○は○○の未来の~~」みたいなのみんなやってたじゃないですか。

 

全然しっくりこなかったんですよね。自分の中で。考察の内容にではなくて「考察をする」こと自体に面白さを見出せなくて。

だってさ、そんなの作者しかわかんなくない?要素出てない設定とか作者から持ち出されたら全部ひっくり返っちゃうし、徒労じゃない?別に無理して掘り下げなくても、わかんないことはわかんないままでよくない?って感じで。

一番引っかかるのは、それならもう作品の内容なんでもよくない?ってとこなんですよね。考察して共有してそれ自体で楽しめちゃうなら、作品の完成度とかどうでもいいじゃん。伏線だけちりばめておけばいいみたいな話になりません?要素に幅を持たせておけば設定なんか後出しできちゃうし。

 

なので、考察をすること自体を楽しむって行為は、作品を掘り下げているように見えて実は、作品の内容を無視してる受け取り方なんじゃないの……?というのが自分の考えです。

一応言ってはおきますが、あくまで自分の感じ方の話で、人の楽しみ方を否定するものではないです。これ言っておかないと何故か怒る人いますからね。自分が否定されたと勘違いして急に尖る人、どうか落ち着いてください。

 

 

~~~

 

そんで今回のシンエヴァの話。

自分はTV版をながらで観て、最近になって新劇場版を序~Qまで観直したくらいのライトなユーザーなんですけど。

シンエヴァは未視聴の状態で、考察記事は結構読みました。

結果として、シンエヴァはまだ楽しみです。映画館まで観に行くかはわかりませんが、配信サービスなどに追加されたときには優先的に見るでしょうね。

 

おそらく、ネタバレを避けてなる早で映画を見に行った人は「コイツ人の心が無いのか……?」くらいに思ってるんでしょうけど、明確な理由があります。

 

エヴァっていうコンテンツに触れてる人ほどわかってくれる筈なんですが、基本的に話わからなくないですか?

そんで今回のシンエヴァで完結をうたってますけど、この作者が完結編で、1回見ただけで全ての疑問がスッキリサッパリ解決するような完結編を作ると思えますか?そんなわけがないんですよ。だってエヴァを作ってる奴だから。

どうせ観た後に「わからん……」ってなるのが分かり切ってるんだったら、ある程度わかった状態で挑んでも別にいいと思うんですよ。

「鑑賞→考察・答え合わせ→再確認」のプロセスに価値を感じないのであれば。

 

自分の場合は考察・答え合わせの部分は要らないなと判断したので、ある程度人の考察を見た上で、その確認が出来れば充分なんですよ。ストーリーや設定については。

あとは見てわかる要素と、作品を通しての雰囲気や映像、そういう部分を楽しむことが主になるので、最低でも一度観れればよくて、映画館に2度足を運ぶことはないかなと思っています。

 

一言で言うと「どうせわからないんだから、ある程度わかった状態で挑んでもいいでしょ」ってことです。

何も情報を入れないで一度挑んで、考察して共有して、確認して……っていう流れが当たり前になりつつある中、その流れがしっくりこない場合の選択肢としてアリなのかなと思いました。

 

「考察」に対して苦手意識を持っている人が、新しい選択肢を見つけることで、楽しめるコンテンツが増える。そんなことになったらコンテンツも受け手も得できて素晴らしいなと思って、こんなことを書いてみました。

邪道だと感じる方もいると思いますが、楽しみ方って絶対に受け手側の自由で、それを同じ受け手の人が侵害することは、誰の得にもならないのであってはならないと思います。自分が気に入らないものは視界に入れないようにしましょ。穏やかに生きるコツです。

 

 

~~~

 

まぁ他にも、シンエヴァ観に行く理由ってあると思います。特に多いのは「みんな見てるから」。それも楽しみ方の一つで、今を生きる上で限りなく正解な行動だと思います。

話題になってる作品、何が面白いのか?自分は何故それを観るのか?って部分が、本人の中で噛み砕いて理解できていると、より選択肢が増えるのかなと。そんな雰囲気のアレです。〆ます。

 

 

 

シン・エヴァンゲリオン劇場版、全国の映画館にて大ヒット上映中!!!

 

シンエヴァ、サイコー!!!