大腸小腸絶不調

生活は下手クソですが、得意気に生きるのは得意です。

FF14漆黒のヴィランズをプレイしました

最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ありがとう吉田!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

どうもこんばんは。いっぽです。

先週くらいに漆黒のメインクエ終わりました。良すぎてボロ泣きしました。深夜3時くらいに。本当に最高だった。最the高。最の高ですわこれは。

 

「漆黒のメインクエが良すぎる」って話は光の戦士たちの間でめちゃくちゃ話題になってるんですが、本当に評価高いんですよね。「ここ数年のRPGで一番RPGしてる」って言われるくらい。MMORPGのシナリオがここまで良かったことってあるか?本当に最高。今回の記事では最高という単語を200回くらい使っていこうと思っています。何卒宜しくお願い致します。

 

ネタバレに抵触しない範囲で言うと、漆黒のヴィランズはFF14が第2章に突入した感じがある。自分はver2.1くらいからのプレイヤーなんですが、FF14って1回コケてそっから首とっかえて再建してるんですよね。なので実質2.0が今のFF14のスタートラインと見ていいんじゃないすか。

2.0新生、3.0蒼天、4.0紅蓮と、世界救ったり、国に追われたり、ワイン拾ったり、革命したり、羊捕まえたりとかしてたんですが、

5.0漆黒に至ってようやく「そもそも、この世界はなんでこの構造なの?こいつらと戦ってるけど、こいつらの本当の目的は何なの?」の部分にメスが入る。それがまぁアツい。まぁそこじゃない部分も漆黒は最高すぎてキリが無いんですが、今回のシナリオは「何のために戦うか vs 何のために戦うか」がすごくハッキリしていて、アツくて、最高でした。ほんと最高しか言えねえ。

 

FF14まだやったことない人、是非騙されたと思って漆黒のヴィランズをプレイしてみてほしい。シナリオ以外も本当にすごいゲームだから。片手間で世界救いながら自宅改装してBARやってる人とかいるから。無限に遊べる。

 

それではぼちぼち、がっつりネタバレ含む「漆黒のここが最高!!!」のコーナーをやります。ネタバレ見たくない人はブラウザ閉じて漆黒のヴィランズを買いに行くのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エメトセルクが好きすぎるんだが1?!?!??!?!?!?!?!?!?!?

 

ラストの演出ヤバかったよねぇ!?!??!?!ねぇ!?!??!?!?1アホだよこのゲーム作ったやつマジでやべえキチガイなんじゃねえの、こんなテンションで続けると読み物じゃなくなるので、頑張ってまとめます。

 

まず今回、一番ヤバかったのは演出だと思うんですよ。間違いなく。

自分が何よりも好きな演出は、ハーデス挑む直前、水晶公が「つわものたちよ!!!」つって主人公以外の7人を召喚する演出。あれはおかしい。やっとる。

今まではずっと「最終決戦だ!!!いくぞ!!!」って場面でCF出してマッチング待って、8人集まったら突入って感じだったじゃないですか。

シナリオのテンションのままでいくと「この人たち突然湧いたけど誰?」ってなっちゃうし、どうしてもそこで「ゲーム」に戻される感覚があって。でもしゃーなしやな、ゲームやし。って慣れてた頃に、頃にですよ。

そのメタ的要素を逆手に取って、激熱演出にしちゃうのは、やっとるでしょ。マジですげえと思った。普通に感心してしまった。こんなのアリかよって。「うおおおおおお行くぞお前ら!!!!!」って声に出たもん。

 

あとラストのくだりは全部いい。本当に全部最高。セリフ回しも最高。水晶公の「このままじゃ死にきれないから戻ってきたんだ」的なヤツとか、エメトセルクの最後の「覚えておけ」とか。ハーデス戦終わった後も、サンクレッドが主人公したのに効かなくて「もうダメだーーー!!!」ってなったときにヒカセンだけ闇に呑まれずに最後の一撃がアルバートの斧って、もう全部盛りすぎる。100点満点中5兆点。光の氾濫以降のアルバートの無念を思うと涙が止まらん。あそこヒカセンの一撃じゃなくて、ちゃんとアルバートでトドメ刺させたのほんとすごいな。もう5兆点加算。

あとエメトセルクが大好きなんですよ。他の「ヒカセン殺すべし!!」ってアシエンと違って、目的のためなら自分を売って敵に取り込む、みたいなそういう理に適った行動するキャラが大好き。目的のためなら何でもするって、逆にその意思の強さが際立つし、裏切ったときも締まりがあるし、そのバックストーリーも活きるからめちゃくちゃよくない?だからこそラストのセリフが映える。あのセリフ本当に最高なんですよ。今回お互いの正義がちゃんとあって、それのぶつかり合いになったんですが、最後の最後負けたことで、エメトセルクはヒカセン側の正義を認めたんですよね。そのうえで「お前の正義は私たちの正義の上に成り立ってるんだぞ」ってアレなんですよ。エメトセルクもわかってんだよ、ヒカセン側の主張が間違ってないってことも。ただそれでも、自分の手で取り返したいものがあるから、それしか方法が無いから、ヒカセン達と衝突してしまったわけで。は、辛くね?エメトセルクも幸せに同士達と暮らせる素敵な未来はなかったのかよ。そんなこと言ったらRPGじゃなくて牧場物語になってしまう。ダメか。

アルフィノのセリフがこれを裏付けてて、すごく印象に残ってるんですよ。「何かを守りたい気持ちは同じだ。だからこそ貴方もわかってるはずだ、私たちが絶対に退けないことを!」的なことを言うとこですね。説得力が尋常じゃない。アルフィノくんは本当に大人になったなぁ。「エタープライズ、発進!!!」とか言ってた頃を思い出してベッドの上で悶えてほしい。

そうそう思い出した。今回の大きな目的が「光が溢れた世界で闇を取り戻す」じゃないですか。闇が正義で光が悪って王道と真逆なんですけど、これも良くできてるなぁと思った。

今までの戦いって光(主人公)対闇(アシエン)だったじゃないですか。だから「闇は悪者。私たちは光を取り戻す!」だったのが、第一世界に来ていきなりひっくり返るんですよ。光が悪者で、闇を取り戻す戦いになる。そこで、これまでの敵陣営=闇っていう認識とズレて、そこに「アシエン側にもアシエン側の正義がある」っていうフックを差し込んでくるから効く。今まで悪いものだった闇が、今回良いものになってるからこそ効く部分だなぁとこれも感心した覚えがある。

あとその光と闇の対比について、ストーリーですごく丁寧に扱ってたのが感じられたよね。特にラケティカ大森林のあたり。人の死生観とかって大体光に導かれがちなんだけど、そのへんを「夜の海に還る」とかって表現してたり、そういう宗教とか作法とかが習慣として定着してて、っていうのは設定班がすーんごい仕事をしたんだと思う。そういう下積みがあるから、大罪喰いを倒したあとの夜空もより一層印象的になるし、設定を活かすとか、演出で盛り上げるとか、そういう部分が今回は本当に丁寧で良かった。

あとヒカセンが宿屋の窓開けて空を確認するシーン、あれ毎回同じカットでやるの、やってますね完全に。ヒカセンが白いゲロ吐いてクリスタリウムに帰ったとき、あの絶望感を演出するために全部同じカットでやってやがる。もうあの窓に向かう背中見た時点でこっちは「あぁっ……!!!!」ってなるじゃないですか。なんかそういう細かいところが今回マジですげーんすよ。挙げだしたらキリがない。

あとリーンとサンクレッドの話もめちゃめちゃよかった~~~~~!!距離感が絶妙。サンクレッドがどうのこうの言うことはもちろん出来たけど、リーン自身が選択しなきゃいけない問題だってところをちゃんとわかってて、自分が何か言うことでリーンの判断がブレることを嫌がって、結果冷たく接するしかないってのがわかって、もうこっちとしては「あーーーーーーーーーー!!!!!」ってなった。リーンがみんなと冒険していく中で「私もみんなみたいになりたい」って思うのも素敵だし、それを笑顔で受け入れるサンクレッドも最高なんだよ。サンクレッドが双剣教えて、それを守るためにガンブレ担いでジョブチェンジしてるの良くない?尊い。名前気に入ってもらえて良かったね。ウリエンジェの妖精語講座聞いといて良かったね。

そろそろ終わらせたいけどあと1個だけ。ホルミンスターで大罪喰い倒して、クリスタリウムに夜空が戻ってくるじゃないですか。あのくだりでマーケットのロスガル(名前忘れた)に挨拶しに行くと「ん?どうした?お前も慌ててランプを買いに来たのか?」みたいなこと言われるんですよね。もう大好きになった。「そうだよね!!暗いもんね!!今までずっと明るかったもんね!!」って。なんだろうね、こういう設定を活かす気遣いみたいなのが大好きなんですよ。何度でも言うけど、今回は本当にそういう設定とか演出が丁寧ですごい。持論ですけど、こういうほんと細かいところで没入感がグンと増すんですよ。その地に根付いた風習とかそういうものに触れると、その世界に引き込まれる。最高。

 

 

まだまだ書けるけど一旦やめにしていいか。仕事中だし。

ロッコの親方とか、妖精が元は子供の魂だった話とか、テスリーンのくだりとか、ルナルがめちゃくちゃ仲間思いなとことか、ほんと良いとこありすぎる。多分そのうち2週目をやります。「あと」って何回言ったか当てた人には雄略のエクスマテリジャあげます。

 

では。